不動産用語は建物の仕様からローン、税金、取引などさまざま用語が存在しています。私たちの生活に欠かせない衣食住の『住』に関することなのに、知らないことがたくさんあります。誰しも必ず不動産に関する手続きをおこなっていると思います。不動産用語は知っていて損はしないどころか、得をすることもあります。知らなかったために損をすることも多いからです。
不動産用語に『元金均等返済』と『元利金等返済』という言葉があります。おそらく多くの人が一度は耳にしている言葉だと思います。しかしこの言葉の意味を正確に把握している人は、それほど多くはないのではないでしょうか。『元金均等返済』と『元利金等返済』の選択を間違えてローン契約をしてしまうと、あとで落とし穴が待っています。
『元金均等返済』は毎回の返済額に占める元金額の割合を一定にした返済方法です。元金の減少とともに、それに対する利息も減りますので、返済が進むにつれ支払い金額が少なくなります。『元利金等返済』と同じ条件で比べた場合、総返済額は『元金均等返済』のほうが少なくなります。
『元金均等返済』は『元利金等返済』よりは総返済額は少なくなりますが、当初の返済額は高くなります。そのため家計にゆとりがある人や、後で返済をラクにしたい人、数年先に買い換えを考えている人に向いている返済法です。
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